はじめまして。IRISレディースクリニック神泉のホームページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
院長の髙橋 由佳（たかはし ゆか）と申します。

令和5年5月に、当院を開院できる運びとなりましたことを心より嬉しく思います。開院の5月に丁度見ごろを迎える花の中に、アイリスがあります。アイリスはギリシャ神話の中では虹の女神の名前でもあり、その花言葉は「希望」です。皆様の心につながる希望の虹の架け橋のような存在になりたい、との思いからクリニックにこの名前をつけました。

私は、これまで大学病院や総合周産期センターで産婦人科医として勤務して参りました。婦人科では、がんの治療、子宮筋腫や卵巣腫瘍などの手術、月経困難症や子宮がん検診といった一般婦人科診療に従事してきました。また、専門とする産科では多くの妊娠・出産に立ち合って参りました。長い妊娠生活を経て命がけで出産に挑み、やっと胸に抱いたわが子の顔を見つめる、喜びの涙に満ちた母の眼差しをたくさん見てきました。それは、産婦人科医になって本当によかったと思える瞬間でもありました。

でも一方で、悲しい涙に暮れる姿もたくさん見てきました。つらく、苦しい思いをされている患者様の心に、いつか希望の虹がかかる日が来ますように。そっと傍でそう祈り続けた日々もありました。今後はこれまでの経験を基に、一人ひとりの患者様にもっと近い存在として、地域医療に貢献していきたいと思っております。

産婦人科というと、なかなか敷居が高く、待ち時間も長いという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ホテルのような落ち着いた空間の中、少ない待ち時間でプライバシーに最大限配慮した、「あなたのプライベートクリニック」をめざします。毎日慌ただしい日々をお過ごしの皆様に、ご自身の体についてゆっくり考えていただけるような場所となれるよう、スタッフ一同皆様のご来院を心からお待ちしております。